朝晩の冷え込みが深まり、盛岡の街も少しずつ冬支度に入る10月下旬。こんな季節は、観光地の人混みを離れて、街の歴史にふれる散歩がおすすめです。
今回のもりおかさんぽは、中央通にある「啄木新婚の家」から、紺屋町のあたりへ。歩いてもゆっくり1〜2時間ほどのコースです。
啄木新婚の家(盛岡市中央通)
盛岡で育った歌人・石川啄木は、結婚後に盛岡で新婚生活を始めました。その住まいとして知られるのが、中央通にある武家住宅の「啄木新婚の家」です。啄木が暮らしたのは短い期間だったと伝えられていますが、当時の暮らしぶりをしのばせる建物が、今も街なかに残されています。
大きな建物ではありませんが、だからこそ、一人の若者が新しい生活を始めた「生活の距離感」が伝わってくるように感じます。庭先の木々が色づく季節は、とくに静かで落ち着いた時間が流れます。
紺屋町へ、町家の風情を眺めながら
中央通から南へ向かって歩くと、紺屋町のあたりに入ります。昔ながらの町家づくりの建物や、そこを活かしたお店が点在しているエリアです。派手な観光スポットではありませんが、軒先や格子、看板をのんびり眺めるだけでも、街が積み重ねてきた時間を感じられます。
歩くときのポイント
- 歩きやすい靴で。舗装路が中心ですが、朝晩は冷えるので羽織りものを一枚
- 落ち葉や路面の濡れで滑りやすい日は、足元に注意を
- 開館日や時間、入館料は変更されることがあります。お出かけ前に、盛岡市など公式の案内でご確認ください
- お昼は、散歩の途中で見つけた地元のお店でひと休みするのも楽しみのひとつです
「近くなのに、行ったことがない」を巡る
地元に住んでいると、観光地ほど「いつでも行ける」と思って後回しにしがちです。でも、何度も通った道の一本裏に、知らない風景があるのが盛岡のおもしろさ。秋の終わりの澄んだ空気の中で、いつもの街を「初めての目」で歩いてみませんか。
気に入った場所や、おすすめのお店があれば、ぜひLINEで教えてください。次のもりおかさんぽの参考にさせていただきます。
※本記事は2026年10月時点の内容です。施設の最新情報は各公式サイトでご確認ください。
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